乗鞍高原バットハウス完成式

「乗鞍高原バットハウス」完成式
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山本輝正（クビワコウモリを守る会）

　１０月２７日に長野県乗鞍自然保護センターを会場にお借りして、この乗鞍自然保護センターの横に完成した「乗鞍高原バットハウス」の完成記念式を行いました。この際の報告をさせて頂きます。
　これまでの関係者３０名以上の出席者の中、コウモリフォーラム実行委員長等の労をお願いしてきました赤沢氏の司会により始まりました。
始めに守る会の山本よりこれまでお世話になりました、地元の安曇村、環境庁中部地区国立公園野生生物事務所、アムウエイ・ネイチャーセンター、長野県乗鞍自然保護センター、コウモリの会、松本ナチュラリストクラブ、信州大学自然科学研究会等へのお礼を申し上げ開会されました。
続きまして、これまでの保護活動やバットハウスの土地借用等でご足労頂きました安曇村の観光商工課の百瀬課長さんより、村のこれまでの取り組みの様子や経過についてお話をして頂きました。
次にクビワコウモリの生態調査の許可関係等に御足労頂きました環境庁中部地区国立公園野生生物事務所の徳丸公園保護科長より、野生生物事務所としてのこれまでの取り組みの様子や経過についてお話をして頂きました。
そして、今回のバットハウス建設のための補助金を出して頂きましたアムウエイ・ネイチャーセンターの鈴絵さんより、助成決定までの話や今後についての期待などの話をして頂きました。
この後、バットハウス完成までの経過を守る会として山本がしました。名称を「乗鞍高原バットハウス」、マスコットの名称を「ネッ君」（オス）と「クビちゃん」（メス）とし、デザインを信州大学の藤原さんへお願いする旨を報告させて頂きました。
そしていよいよと言う感じで「乗鞍高原バットハウス」を参加者の皆さんに見て頂くという事で内部を山本が案内させて頂きました。内部はコウモリの利用に向けてのいろいろな工夫がして有る事が解って頂けたかと思います。ただ今回参加できなかった方には申し訳有りませんが、今後内部が見れる機会は、継続して調査へ協力されない限りまず無いと考えて頂いたほうがいいかと思っています。（調査の際に必要最小限しか内部には入らない予定ですので）
この後、簡単にパーティーを行いひとまず完成式は終了しました。
ただこの後、中国のコウモリ調査等に行ってこられました動物写真家の中川さんとコウモリの会事務局の三笠さんよりその際の楽しく、コウモリファン（？）には羨ましいような話がスライド等を使って行われました。何時かは分かりませんが、次回この続きをして頂けるとの事でした。
　以上で完成式の報告とさせて頂きます。